わかりやすい?!建設業許可

建設業許可申請を「わかりやすく」をモットーに説明しています。

「ガラス工事業」の許可を取るには?

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建設業許可の29業種のうち、「ガラス工事業」の建設業許可を取るために、押さえておきたいことをまとめています。

 

 

 

ガラス工事業とは、何をするんだろう?

 

工作物にガラスを加工し、取付ける工事ですね。

 

 

 

ガラス工事業とは?

ガラス工事業とは、工作物にガラスを加工して取付ける工事です。

 

どのような工事かは、次のような例示があります。

ガラス加工取付け工事、ガラスフィルム工事


ガラスフィルムとは、窓ガラス等に貼るフィルムのことです。
窓ガラス以外に、スマートフォンにも貼られています。

 

ガラス工事業の建設業許可を取得するには、経営業務の管理責任者等の共通要件に加え、ガラス工事業の専任技術者が必要です。

 

 

 

 

ガラス工事業の専任技術者になれる人は?

ガラス工事業で、専任技術者になれる方は次のとおりです。


ガラス工事業に対応している資格を持っていること

  • 1級建築施工管理技士
  • 2級建築施工管理技士(仕上げ)
  • 技能検定の1級ガラス施工
  • 技能検定の2級ガラス施工+合格後3年以上の実務経験

 


学歴および実務経験で申請する場合

資格を保有していない場合であっても、指定学科卒業と実務経験で専任技術者になることもできます。

  • 指定学科の高卒 + ガラス工事に関する実務経験5年以上
  • 指定学科の大卒・高専卒 + ガラス工事に関する実務経験3年以上

以下の指定学科どちらか

  • 建築学
  • 都市工学

 

実務経験のみで申請する場合

資格や学歴がなくても、ガラス工事に関する10年以上の実務経験があれば、ガラス工事の専任技術者になることができます。
元請で受注して、なおかつ下請に対して総額4000万円以上の工事を発注する場合には特定建設業許可が必要になります。


特定建設業許可の専任技術者になれる方は、以下のみです。

  • 1級建築施工管理技士

 

指導監督的実務経験で申請する場合

一般建設業におけるガラス工事の専任技術者になるための要件しか満たしていない場合でも、4,500万円以上のガラス工事の元請工事を2年以上指導監督した実務経験があれば、特定建設業におけるガラス工事の専任技術者になることができます。

 

 

 

ガラス工事業は、分かりやすいイメージですね。

 

他工事と間違えるようなことは、あまりないと思います。

 

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